こんにちは!
無事中野も終え、(←後日レポを...)ちょっとほっ.....なはずが、刺激的なお仕事が翌日にありました。
10日、ボーカル&コーラスレコーディング、と聞いておりましたので、KTバンドで録った新曲のコーラスを録るつもりで参りました。
ボーカルは佐藤準さんアレンジの楽曲2曲、と。その後に自分の仕事としてコーラスRec.のつもりでしたが、佐藤さんがいらしていて、コーラスも録ろう! という運びになりました。
佐藤準さんという方は、大御所ミュージシャン、音楽業界では『サトジュン』さんの通称で敬愛されている方です。杉山氏では『さよならのオーシャン』『僕の腕の中で』『Real time to Paradise』などなど、シンセを多用された独創的な印象的なアレンジをされてます。
ご本人はとてもお人柄の良い素敵な方でした。ボーカルRec.中も「うん、いいね!歌のエネルギーがオケと同化してきた!」など、さっくりと感想を述べられてました...(^^)。
そしてボーカル終了後、コーラスを....とおっしゃり、あ、じゃあ、男性と女性声をまぜよう、面白いものになると思うから、と。
コーラスRec.は、例えば2人を1本のマイクで録るとしたら、違うパートを2人が歌い、それを何回かに分けて重ねるのが通常ですが、佐藤さんは、「僕のやり方はね、同じパートを同時に歌ってもらう、だから最初合わなかったりするけど合ってくるととても広がりが出るんだ、木戸檜山(おなじみの大御所コーラスのお2人......)にもそうしてもらってたんだよ」と。
そしてその場でぱぱっとコーラスアレンジを仕上げ、軽く確認を。そして杉山さんとわたしでスタジオの中に。
ただでさえ声量があり、すでに2曲の歌を録り終えて声の出まくっていらっしゃる杉山氏はマイクからのわたしの位置より1歩後ろに下がり....(^^;。。
ユニゾン、と言って、同じ音を2人以上で歌う作業。ヘッドホンでは実はとてもむずかしいです。
わたしは片耳を指で押さえ、杉山氏はヘッドホンを片耳外してたそうです。
まず同じパートを2人で録る、そしてさらに同じ作業を重ねます。(ダブル、という)それから違う音のパートへ。
例えば3声のコーラスだったら、2人×2回 ×3声 で、12人分の声が出ていることになります。
そういう地道な作業を延々としていきました。
スタジオでのコーラスレコーディング、というのは、『正確なピッチ、求められるニュアンス、を早く! ←重要ポイント 確実に合わせる』というが鉄則でして.....。わたしはそれを生業としているので当たり前なのですが、どんなに素晴らしいボーカリストの方でもコーラスは苦手、という方もいらっしゃいます。
が、杉山さんはもともとビートルズなどのコーラスワークのサウンドが好きなだけに、コーラスの把握がほんとに早い!! 改めてびっくりしました。
佐藤準さんのディレクションの的確さ! 一つ一つの音が決まる時間は早かったと思います。そしてエンジニアはとにかく信頼している小林君! (佐藤準さんとは、小林君がまだアシスタントの頃からの知り合いだと...。佐藤さんが「彼はアシスタントの頃から意思があったなあ。ただ作業してるだけじゃなかった!」とおっしゃってました♪)
それでも1曲約2時間弱、2曲で4時間、ぶっ続けでレコーディングしました。
仕上がりは.....うーん、違う成分の声が混ざり、とても良い感じです!
もともとコーラスが好きな杉山さん、とても楽しい! と喜んでいらっしゃいました。
わたしもまさかあの名曲2曲のリアレンジに参加できるとは思ってもいなかったので、感動.....。(T_T)
最近はすべて一人でこの地味な作業をしてるので、人とコーラスRec.できる楽しさも改めて感じまして...。あ、でも次回はロクユニでおなじみのあっちゃんをお呼びしてのRec.だ〜(^^)v。
そして、佐藤準さんの天才肌お仕事に深く感銘を受けました。いや、すごい。
以前、千住明さんのRec.現場をお邪魔したことがありますが、その時と同じくらいの感動でした。
いや〜、あまりに楽しかったRec.だったのでtwitterじゃ書ききれない〜(^^;ので......。
皆様どうぞお楽しみに................。
無事中野も終え、(←後日レポを...)ちょっとほっ.....なはずが、刺激的なお仕事が翌日にありました。
10日、ボーカル&コーラスレコーディング、と聞いておりましたので、KTバンドで録った新曲のコーラスを録るつもりで参りました。
ボーカルは佐藤準さんアレンジの楽曲2曲、と。その後に自分の仕事としてコーラスRec.のつもりでしたが、佐藤さんがいらしていて、コーラスも録ろう! という運びになりました。
佐藤準さんという方は、大御所ミュージシャン、音楽業界では『サトジュン』さんの通称で敬愛されている方です。杉山氏では『さよならのオーシャン』『僕の腕の中で』『Real time to Paradise』などなど、シンセを多用された独創的な印象的なアレンジをされてます。
ご本人はとてもお人柄の良い素敵な方でした。ボーカルRec.中も「うん、いいね!歌のエネルギーがオケと同化してきた!」など、さっくりと感想を述べられてました...(^^)。
そしてボーカル終了後、コーラスを....とおっしゃり、あ、じゃあ、男性と女性声をまぜよう、面白いものになると思うから、と。
コーラスRec.は、例えば2人を1本のマイクで録るとしたら、違うパートを2人が歌い、それを何回かに分けて重ねるのが通常ですが、佐藤さんは、「僕のやり方はね、同じパートを同時に歌ってもらう、だから最初合わなかったりするけど合ってくるととても広がりが出るんだ、木戸檜山(おなじみの大御所コーラスのお2人......)にもそうしてもらってたんだよ」と。
そしてその場でぱぱっとコーラスアレンジを仕上げ、軽く確認を。そして杉山さんとわたしでスタジオの中に。
ただでさえ声量があり、すでに2曲の歌を録り終えて声の出まくっていらっしゃる杉山氏はマイクからのわたしの位置より1歩後ろに下がり....(^^;。。
ユニゾン、と言って、同じ音を2人以上で歌う作業。ヘッドホンでは実はとてもむずかしいです。
わたしは片耳を指で押さえ、杉山氏はヘッドホンを片耳外してたそうです。
まず同じパートを2人で録る、そしてさらに同じ作業を重ねます。(ダブル、という)それから違う音のパートへ。
例えば3声のコーラスだったら、2人×2回 ×3声 で、12人分の声が出ていることになります。
そういう地道な作業を延々としていきました。
スタジオでのコーラスレコーディング、というのは、『正確なピッチ、求められるニュアンス、を早く! ←重要ポイント 確実に合わせる』というが鉄則でして.....。わたしはそれを生業としているので当たり前なのですが、どんなに素晴らしいボーカリストの方でもコーラスは苦手、という方もいらっしゃいます。
が、杉山さんはもともとビートルズなどのコーラスワークのサウンドが好きなだけに、コーラスの把握がほんとに早い!! 改めてびっくりしました。
佐藤準さんのディレクションの的確さ! 一つ一つの音が決まる時間は早かったと思います。そしてエンジニアはとにかく信頼している小林君! (佐藤準さんとは、小林君がまだアシスタントの頃からの知り合いだと...。佐藤さんが「彼はアシスタントの頃から意思があったなあ。ただ作業してるだけじゃなかった!」とおっしゃってました♪)
それでも1曲約2時間弱、2曲で4時間、ぶっ続けでレコーディングしました。
仕上がりは.....うーん、違う成分の声が混ざり、とても良い感じです!
もともとコーラスが好きな杉山さん、とても楽しい! と喜んでいらっしゃいました。
わたしもまさかあの名曲2曲のリアレンジに参加できるとは思ってもいなかったので、感動.....。(T_T)
最近はすべて一人でこの地味な作業をしてるので、人とコーラスRec.できる楽しさも改めて感じまして...。あ、でも次回はロクユニでおなじみのあっちゃんをお呼びしてのRec.だ〜(^^)v。
そして、佐藤準さんの天才肌お仕事に深く感銘を受けました。いや、すごい。
以前、千住明さんのRec.現場をお邪魔したことがありますが、その時と同じくらいの感動でした。
いや〜、あまりに楽しかったRec.だったのでtwitterじゃ書ききれない〜(^^;ので......。
皆様どうぞお楽しみに................。